スペイン語を学び始めたはいいけど、数字がなかなか頭に入ってこなくて困ってはいませんか?このブログでは、スペイン語習得の上で、誰もがつまづきやすいポイントを説明しています。
今回は「3桁・4桁の数字」を中心に紹介していきます。
すでに1桁〜2桁の数字については、もう学んだという前提で進めていきますね。まだ基本的な数字を知らない人は、こちらの記事を先に読んでください。
なお、意識低い系スペイン語習得アニメ「カタコト・スペイン語」チャンネルでもほぼ同じ内容を紹介しているので、動画の方が頭に入る人は、YouTubeでご覧ください。
これらの数字は、例えば飲食店での支払い、バスやタクシーなどでの支払い、買い物で値切る時など、使う可能性が高いので、憶えておくのがオススメです。
3桁の数字のスペイン語での読み方
まず3桁の数字から見ていきます。100は
cien
といいます。これを複数形にすると、「cientos」という形になります。あとはこれを、2〜9までの読み方と組み合わせればほとんど出来上がりです。
200 dos + cientos = doscientos
300 tres + cientos = trescientos
400 cuatro + cientos = cuatrocientos
5はCincoですが、500は15であるquinceに近くなるイレギュラーな形を取ります。
500 quinientos
600 seis + cientos = seiscientos
7はSieteですが、700は70setentaに近くなるイレギュラーです。
700 setecientos
800 ocho + cientos = ochocientos
9はnueveですが、900は90noventaに近くなるイレギュラーです。
900 novecientos
なお、女性形を指し示す場合は、全て語尾が「cientos」から「cientas」に変わるので、気をつけてくださいね。
切りの良い数字はこれで大丈夫ですね。端数が出た場合は、後ろに2桁の数字をスペイン語で追加するだけです。
例えば、648だと、
Seiscientos cuarenta y ocho
と言います。難しくないですよね。
4桁の数字のスペイン語での読み方
4桁の数字も見ていきましょう。まず1.000は
mil
といいます。その先の4桁の数字は、2〜9までの読み方と組み合わせればイレギュラーなく出来上がりです。
2.000 dos mil 3.000 tres mil 4.000 cuatro mil 5.000 cinco mil 6.000 seis mil 7.000 siete mil 8.000 ocho mil 9.000 nueve mil
100の位以降は、必要に応じてくっつければ大丈夫です。たとえば2.020であれば、
dos mil veinte
これで問題ありません。
補足:実は99万9000までこの方式でOK
余談になりますが、10~999までの数字に区切りのmilをつければ、99万9000まであらわすことができます。
10.000 diez mil 11.000 once mil 12.000 doce mil 13.000 trece mil 14.000 catorce mil 15.000 quince mil 16.000 dieciséis mil 17.000 diecisiete mil 18.000 dieciocho mil 19.000 diecinueve mil 20.000 veinte mil 999.000 novecientos noventa y nueve mil
これらも、100の位以降は必要に応じてくっつけるだけです。
日本語では数万、数十万、数百万、数千万・・・と数えていく区切りの数字が、スペイン語ではこのmilになります。そしてカンマではなく、ピリオドで区切るので、不思議な感じがしますね。ですがこのやり方で、かなり大きな数までできるようになりましたよ。