仕事や学校で忙しく、なかなかどこかのスクールに通う時間は取れない。お金もそんなにかけられないけれど、プログラミングを学びたい!
そんな方は、オンラインでなんとか独学できないかと試行錯誤すると思います。
でもオンラインのプログラミング教材で、無料で試せる範囲では、どうしても途中までしかチュートリアルが見れないことも少なくありません。そのため、その先を学ぶために課金をするかどうかは、誰もが迷うポイントです。
この記事では、今までに私がレビューしたオンラインプログラミング教材の概要をまとめています。それぞれの記事を読まなくても、どのサービスで勉強に着手したらよいか、費用・所感・メリット・デメリットの4つの情報を元にご覧ください。
Progate
Progate 公式サイト:https://prog-8.com/

費用
2019年5月現在、無料会員とプラス会員の2種類が用意されています。
会員種別 | 料金(税込) | 使える範囲 |
無料会員 | 無料 | 基礎のレッスンのみ利用可能 |
プラス会員 | 月額980円 | Progate内で公開されている 全72レッスンを学び放題 |
なお、月額料金は申込日から1か月でカウントされます。そのため、月末に申し込んだとしても損をすることはありません。
個人的な所感
初学者向け。時間がしっかりとれて、サボらないタイプの方であれば、1か月の課金でも十分学べる!
メリット
- 画面上のスライドを読み進めて学べるため、カフェや電車の中など静かではない場所でもスキマ時間で勉強しやすい。
- ヒントが多数書かれていて、それぞれのレッスンをクリアするのは割と簡単なので、くじけにくい。
- 達成度がダッシュボードで一見して分かりやすい。そのため、モチベーションの維持にとても効果的。
デメリット
- コード内にヒントが書かれていることが少なくないため、理解していなくても進めることが出来てしまう。
- チュートリアルの中で、既に用意されたコードをコピー&ペーストすることが少なくない。その後、急にコードを記述する指示があると、とても難しいことを要求されているように感じてしまう。
その他の詳しい内容はこちらのレビュー記事でご覧ください。
paizaラーニング
paiza公式ページ:https://paiza.jp/

費用
料金プラン | 税込金額 | |
1か月プラン | 980円 | |
6か月プラン | 4080円 | (1ヶ月あたり680円) |
12か月プラン | 7200円 | (1ヶ月あたり600円) |
日割り計算などがありませんので、申し込みは月初におこなうのがおすすめです。
paizaは教材だけではなく、就職支援サービスも展開。就職・転職を目的として活用するのであれば、6か月プランか12か月プランを選択するのがベター。
個人的な所感
初学者〜中級者向け。ゲームのガチャやレベル上げにハマったりしないような自制心がきく方なら、コツコツ進めて効率的にスキルアップが可能。paizaのサービスは幅広く、paizaのサービスの中で、次の仕事のオファーをもらうこともできる。
メリット
- ゲームが用意されており、気分転換に活用できる。
- オフィス訪問レポートや漫画の連載があるので、行き詰ったときに読むことで息抜きが出来る。
- レッスンだけではなく、スキルチェック問題が多数用意されているので、自分のレベルを確認しやすい。
- スキルチェックでレベルが上がると、就職活動・転職活動もできる。目標がはっきりするので、モチベーションをキープしやすい。
- paiza.ioというIDE(総合開発環境)が使えるので、コードを少し変更するとどんな効果があるのか、手軽に確認することができる。
デメリット
- ナレーションでの解説となるため、騒音や周囲の話し声が大きい場所など、音声を聞くのが難しい環境では学びにくい。
標準入力の値の取得方法を理解する必要があるため、初学者は取っつきにくい。- チュートリアルで出てくる女性キャラクターや女性CVの声を受け入れられない方だと学習をするのが難しい。
- ゲームにガチャ要素やコンプリート欲を刺激する仕掛けがあるため、ゲームに熱中しすぎると勉強が進まなくなる可能性がある。
その他の詳しい内容はこちらのレビュー記事でご覧ください。
CODEPREP
CODEPREP公式ページ:https://codeprep.jp/

費用
2018年1月サービス終了のため、無期限で無償提供。
個人的な所感
初学者、初級者向け。学べる内容に偏りはあるものの、無償提供とは信じられないほどの充実感。
メリット
- 1日10分程度から始められるので、手軽に続けることができる。
- サービス終了に伴い、全ブックが無期限で無償解放されている。
- 一通り応用編のブックを学んだ後は、同じ要領で自らのアウトプットに発展させることができる。
- 学習画面は、Progateに似た構成になっており、Progateを少し触ったことがあると、とっつきやすそう。
デメリット
- サービス終了に伴い、新しいブックが追加されることはなく、サポートも期待できない。
- いつでも無償で取りかかることができると、優先度をあげて取りかかるモチベーションには繋がりにくい。
その他の詳しい内容はこちらのレビュー記事でご覧ください。
まとめ
今まで私が実際に試した4つのオンライン教材のレビューを紹介しました。それぞれ独自の色がしっかり出ていますね。これらの記事を参考に、自分に合った教材を見つけましょう。