死者の日パレード2019 in Mexico City

ディズニー映画のリメンバー・ミーの鮮やかな死者の日世界観。これを味わえるパレードがあると知って、メキシコシティまで行ってきました。

ちなみに、英語圏・スペイン語圏ではリメンバー・ミーはCOCOというタイトルで有名なので、外国の人と話すときのために憶えておきましょう。

メキシコシティのパレードは007から、という有名な話

「007/スペクター」の冒頭シーン

Spectre, the latest Bond film, starts with a spectacular Day of the Dead parade that doesn’t exist. Now the government wants to create one to avoid tourists being disappointed.

James Bond’s fake Day of the Dead parade was so cool Mexico wants to do it for real | Vice News

メキシコシティで毎年死者の日に行われているパレードは、映画「007/スペクター」冒頭でのフェイクパレードが始まりなんです。

このパレードシーンを実際に見てみたい!とメキシコ シティを訪れた観光客をガッカリさせないために、メキシコ政府が作ったと説明されています。

その観光客の一人として、実際に情報を集めて死者の日パレードに行ってきました。

パレードについての事前の情報収集は困難を極めた

今回実感したことは、事前に情報を掴むのがとても難しかったということでした。

そのタイミングでは開催4ヶ月前となる7月でした。早めに航空券を押さえておきたかったのですが、果たしてどの日にパレードがどこで行われるのかという情報が自力では見つけられなかったんです。

その時点では私自身がスペイン語の単語数も乏しかったので、現地に住む友人にWhatsAppで聞いてみました。一生懸命調べてくれましたが情報ソースがやや怪しい・・・しかしそれを信じてるしかなく、その日付でチケットを押さえました。

最終的にパレードの日はあっていたのですが、このお祭りの一番の目玉の祭壇が公開される日付自体が間違っていたり、パレードの向きを逆に教えられるという結果になりました。

実は雨季:雷雨の中での観戦が辛ければテレビでどうぞ

私がメキシコシティに到着した翌日は10月27日(日)。近くの公園を通り抜けてPolancoまでパレードが行われると聞き、さっそく行ってみることにしました。

AirBnBホストとその家族と一緒に公園でパレードを待っていると、どんどん肌寒く雲行きが怪しくなってきました。実はこの時期のメキシコシティは、雨季なのです。

雨の予兆を知って、私たちは家に帰ることにしましたが、家にたどり着く前に雷鳴がとどろき、急な豪雨が始まります。仕方なく、お店の軒先に避難。

その中華屋さんの店内のTVでは、パレードが生放送されていました。え、テレビで見れるの。誰か教えてよ。

同じようにYoutubeでもライブで見れます。

パレードは死者の日の前の土曜日2回

お目当てのパレードをみるための情報を整理してみます。

まず、死者の日は11/1と11/2の二日間です。

毎年、この直前の土曜日2回にパレードはおこなわれます。今年はたまたま11/2が土曜日に当たっていたので、例年より盛り上がるのではないか?と事前に噂されていたようです。(例年を知らないのでどう盛り上がっていたかは知りません・・・)

関連イベントは10月は毎週末、何かしらおこなわれているようです。私が思うに、関連イベントの情報がありすぎて、事前にうまく情報が抽出できなかった印象です。

また、英語で検索しても正しい情報が掴みにくいのは、スペイン語圏だからということも理由の一つです。パレードの単語が英語と全く異なったんです。

日本語:パレード

英語:Parade

スペイン語:Desfile
(デスフィーレと発音。フィにアクセント)

カフェやレストランの店員と雑談するときには、使ってみてください。

後から知ったのですが、TwitterのMexico City Live(@MexicoCityLive)をフォローしておくのが一番確かかもしれません。

パレードの開始・終点地点は地元の人も誤情報を掴む

到着すぐのパレードを見逃した私は、次の死者の日のパレードが見られる11月2日には、どこで確実にみられるのかを、滞在中お世話になっている語学学校の教師に聞いてみました。しかし開始地点・終了地点を間違って教えられてしいまいます。

後日調べ直してみると、最終的に判明したのは以下のルートです。

10/27(日)インターナショナル・パレード

Ofrenda(祭壇)のあるZocalo(ソカロ)からAvenue Paseo de Reforma(レフォルマ通り)を通り、Chapultepec(チャペルテペック公園)を突っ切ってPolancoまで到達。

14時間にも渡るパレードだったそうです。長すぎませんか。。。

11/2(土):グラン・パレード

Estela de Luz(光の目覚めモニュメント)発、Avenue Paseo de Reforma(レフォルマ通り)を通り、Avenido Juares(フアレス通り)、Cinco de Mayo(5月5日通り)を通って、Ofrenda(祭壇)のあるZocalo(ソカロ)まで到達。
(参照元:Gran desfile de Día de Muertos en la CDMX este sábado 2 de noviembre | Mexico Desconocido)

つまり、死者の日の直前1週間の日曜日と翌土曜日では、行き帰りという感じで逆の方向にパレードが行われるようです。

雨の季節だけど、暑くても寒くても雨でも良いように準備しよう

メキシコシティは雨季です。とはいえ、日本の梅雨とは全く違います。

朝は毎日晴れか曇りで、昼頃にはTシャツで過ごすのがちょうどいいような汗ばむ天気になることが多いのですが、夕方には雷雨が始まりダウンコードやセーターが欲しいくらい肌寒いというなんともわがままな天候です。

11月2日も午後は雨の予報が出ていて、パレード本体の到着を待っている間にかなり雨が降りました。ビニールの簡易な雨がっぱ(白いゴミ袋のような素材)が10ペソ(約60円)で路上で売られているので、買う人が多いです。

私は折り畳み傘を持っていたので、雨がっぱを購入せず、見易そうな場所を確保してパレードを待っていました。しかし全然パレードが到着する気配がありません。

その間に、たまたま隣にやってきた家族の男の子だけが雨がっぱがありませんでした。まぁまぁ雨が強くなってきたので一時的に傘の半分に入れてあげていたら、その子のお母さんが雨がっぱを新たに購入してプレゼントしてくれました。優しい・・・!おかげで、傘に邪魔されずに写真や動画を撮影し、鑑賞することができました。

どんなに雨でもパレードは中止しない!

カフェで店員さんとパレードについての雑談をしていて知ったのですが、雨がどんなに降ってもパレードは中止しないそうです。私の知っているメキシコ人はそんなに忍耐強い印象ではないので、これにはかなり驚きました。

そのため、実際のパレード動画を見ると、かなり雨が降った後だったせいか、パレードの冒頭のダンサーさんたちはちょっと気持ちが萎え気味に見えます。でもそこは観客が盛り上げることで、パレードだということを思い出してテンションを上げて、みんなで楽しもうとするいい雰囲気がありました。

沿道ではメイクブース、綿菓子、新商品プロモの企業ブースも

パレードが行われる道路の脇では、スーパーマリオの帽子や造花の冠、フルーツやペットボトルの水やおつまみが売られています。

綿菓子の屋台はだいぶ適当につくっているせいか、風に煽られて綿が空に飛んでいる姿が目立ちます。(当初、メキシコシティは普段から大きなホコリが飛んでいる、なんて汚い街なんだ!と勘違いしてしまいました)

また、目玉となる死者の日メイクも、沿道の至る所に簡易ブースが作られています。どんなメイクをしてほしいかサンプルの写真から選んで、メイクしてもらえます。

ストリートパフォーマーも、死者の日メイクに豪華な衣装で撮影待ちしていました。

前夜に撮影したストリートパフォーマー

私が遭遇した限りでは企業ブースが僅かながら設置されていて、ネスカフェが新商品のサンプル配布と撮影ブースを提供していました。
Cafe de Olla という味。Ollaは鍋という意味のようです。日本では未発売だと思います。

https://www.nescafe.com/mx/nescafer-cafe-de-olla

死者の日パレードを見るなら、事前情報は公式Twitterで掴んで計画しよう

ここまでの情報をまとめると、

・11/1,11/2の直前の1週間(日曜〜土曜)を外さずに滞在しよう
・TwitterのMexico City Live(@MexicoCityLive)をフォローしておくのが一番確実
・晴れにも雨にも対応できる服装で臨もう
・現地に行って雨に打たれてまでみたくなかったら、Youtubeライブで見ちゃおう

というところです。

死者の日パレードの観覧を狙う人は、是非参考にしてください。