ホワイトボードアニメーションの作り方〜アナログからデジタルまでご紹介

ホワイトボードアニメーションってどうやって作るんだろう?
イラストは描けないし、編集もやったことないから、難しいかな・・・

そんなことで悩んでいませんか?

このアニメでは、ホワイトボードアニメーションの作り方を3つご紹介します。お持ちのスキルや手軽さによって、アナログなやり方からデジタルを駆使したやり方まであるので、自分にあった方法はどれか、この機会に知っておきましょう。

なお、この記事は2020年3月からホワイトボードアニメーション制作を始め、4ヶ月で130本のアニメを制作した Kaoruが執筆しています。

1、マジックで絵を描く様子を実際に撮影する

こんな人におすすめ:
手書きで絵が描ける人、撮影のための工夫が楽しめる人

自分で絵を描けるスキルがある人には一番お勧めなのが、この方法です。自分のオリジナルの絵と直筆の文字が終始映し出されるので、見ている人の印象に残りやすいのが特徴です。

100円均一でホワイトボードやマジックは手に入るので、予算もかなり抑えられますね。影が入らないように照明には気をつけて、スマホなどでホワイトボードを正面から撮影しましょう。撮影が終わったら、動画編集ソフトで早回しの処理を加え、BGMやナレーションをつけるなど工夫をすれば完成です。

ただ、作品として見せられるレベルの絵が描ける必要があり、撮影に慣れるまでは撮り直しの回数もかかることが予想されるので、作り上げるには労力と時間がかなりかかると考えられます。

出来上がった作品の一例として、メンタリストDaiGoさんのYouTubeチャンネルで展開されている賢恋シリーズを紹介しておきます。

途中でイラストの一部を消したり、また描いたりしながら、キャラクターの表情を変化させていますね。画面内での文字やイラストの配置バランスもよく計算されているのがわかります。BGMも明るく、ナレーションも可愛らしい声で、そのほかにも見ていて飽きさせない工夫がたくさんされています。

たとえば26秒〜51秒ごろは6つの特徴を紹介していますが、ここってイラストに書き表しにくいシーンですよね。しかしナレーションでの説明には30秒ほどかかります。こういうシーンもうまくイラストを添えることで、視覚的に視聴者を楽しませるようにしているんです。

イラストを披露する機会としてだけでなく、このような制作過程の工夫を楽しめる人向けの方法です。

2、Adobeの本格的なソフトで作る

こんな人におすすめ:
デザインや動画編集の本格的なソフトを使える人

今までプロのクリエイターが使うソフトを使ってデザインや動画、アニメーションを作ったことのある人には、この方法が最適です。導入費用はかかりますが、本格的な作品をPC1台で作ることができます。

例えば、Adobeのアニメーションインフォグラフィックの作成 というチュートリアルを覗いてみましょう。このチュートリアルでは、Adobe IllustratorとAdobe Animateというソフト2つを使って、サンプルアニメーションを作っています。

この場合は大前提として、Illustratorで動かすための元になる絵を描いておく必要があり、場合によってはAnimate上で描くこともあります。つまりパソコン上で絵を描くスキルが必要ということです。

Adobe製品は利用者数も多いので、初心者向けのチュートリアルもすぐに見つかり、何か困ったことがあっても似た状況の解決策がかなりすぐ見つかるのが嬉しいですね。

しかしプロも使うソフトだから実現できることが幅広い反面、絵心がない人や複雑なソフトを使うのが苦手な人にはあまりお勧めしません。

3、ホワイトボードアニメーション作成ソフトで作る

こんな人におすすめ:
手書きやPCで絵を描くスキルがない人、新しいソフトを使うのに抵抗がない人

絵を描けるスキルがない人でも簡単にアニメを作れる方法で考えると、本格的なアニメーション作成ソフトが一番お勧めです。その中でも人気があるのがVyondです。

専門ソフトなので使いやすく、あらかじめ用意されているテンプレートが豊富です。テンプレートを組み合わせれば、簡単なアニメがささっと作れてしまうのが特徴です。動画の編集を少しやったことがある人なら、直感的に使いこなせるでしょう。

導入費用はかかりますが、最初の14日間は無料のお試し期間が設定されているので、課金前に使いやすさを確認することができて安心です。

出来上がった作品の一例として、ビジネス書の紹介を中心に投稿しているサラリーマンYouTuber、サラタメさんの動画を紹介します。

書籍に書かれている内容をアニメーションを使って整理して説明してくれるので、活字が苦手という人でも、とっつきやすいですよね。さらに考え方や概念など、言葉だけだと理解しづらいことが、アニメーションが添えられるとわかりやすくなります。

そのせいか、最近ではアニメーションでビジネス書を紹介するYouTuberは増加傾向にあります。

番外編:PowerPointで作る

こんな人におすすめ:
パワポが得意、もしくは普段からMS Officeを使い慣れている人

事務仕事をしている人なら誰もが一度はお世話になったことのあるプレゼンテーションソフト、PowerPoint。実はアニメーションを作ることもできるんです。すでに手元のPCにPowerPointが入っている場合には、追加費用なしでできるのが嬉しいですね。

では、どんなクオリティのものが作れるのでしょうか。

出来上がった作品の一例として、プレサポの動画を紹介します。

想像していたよりカッコいい仕上がりで、びっくりしたんじゃないでしょうか。

ただしこのソフトはプレゼン資料が主な用途ですから、どんなスキルレベルの人でも、手軽に簡単にアニメを作れる・・・とは言いがたい感じがします。参考にチュートリアルとして公開されている動画を紹介します。

PowerPointを活用する方法は、一番な方法です。普段からPowerPointを使っているなら、まずは気軽に試してみましょう。

スキルとPCレベルに合わせた手法で作ろう

動画を共有できるSNSが増えるにつれて印象的なアニメを作ってアピールしたい、という企業は増えています。しかしそんなアニメの作り方をよく知っている人はまだまだ少数です。

今お持ちのスキルやPCの使いこなしレベルに合った最適な方法で、この機会にホワイトボードアニメーションを作ってみましょう。

また途中で紹介したVyondについては、こちらのリンクから詳細をご覧ください。