新型コロナに感染するんじゃないかと怖くて、ヨガスタジオに通いづらくなった。おうちでレッスンができる「オンラインヨガ」ってどうなのかな。
そんな風に思っている方に向けて、私のオンラインヨガクラスの体験を元にオンラインヨガの特徴をみて、オンラインヨガに向いている人・向いていない人を説明していきます。
オンラインヨガの流行の経緯
ご存知の通り、新型コロナの影響で、スポーツジムなどの営業スタイルが完全に変わりました。
スタジオに到着すると検温に手の消毒は必須、更にうがいを勧められるスタジオもあります。スタジオの常時換気が基本で、マスク着用の上での受講が求められます。
以前では信じられない光景ですよね。
徹底した対策を取っているとはいえ、感染の可能性を極力回避したい人は多く、パーソナルトレーニングやオンライン指導が選ばれるようになり、大手ヨガスタジオもオンラインヨガのサービスを積極的に開始しました。
実際のオンラインヨガの一連の流れ
私の体験したオンラインヨガクラスの経験は、次のような流れで行われました。
- 自宅の居間などにヨガマットを敷き、ウェブカメラがついているデバイスを自分の姿が映る場所に設置する
- Web会議サービスZoomに接続して、レッスン開始
- 先生のポーズを見たり説明を聞いたりしながら、生徒もポーズを見せつつ進む
- ポーズについて先生から「キツかったら膝を曲げていいですよ」などのコメントが途中入る
- レッスンの内容は対面のクラスと同様(呼吸・ストレッチから始まり、太陽礼拝などのポーズをして、最後はシャバーサナでリラックス)
以上を踏まえて、オンラインヨガの向き・不向きを考えてみます。
オンラインヨガが向く人は、環境を整えられるレッスン好きな人
オンラインヨガを実際に受講してみて、オンラインヨガが向いている人はこんな人だなと思う特徴を具体的に書き出してみました。
- 先生からポーズについて指摘して欲しい人
- 自宅でヨガのために占有できる時間とスペースが確保できる人
- レッスンを予約することで習慣化できる人
まとめると、オンラインヨガが向いている人は、自宅でも集中してヨガに取り組むための時間やスペースを確保でき、先生にレッスンをつけてもらうのが好きな人だと考えられます。
オンラインヨガが向かない人は、2パターン:環境が用意できない人か、そもそも自分一人でできる人
では、オンラインヨガが向かない人はどんな人でしょうか。こちらは2パターンの人が考えられます。
実は必ずしも先生が必要ではない人
- 自宅から場所を変えることで、気持ちを切り替えられる人
- 先生の注意がなくても、鏡で自分のポーズを確認するなどしてヨガを進められる人
環境が揃わない人
- 部屋の中の散らかり様を見せたくない人
- ヨガマットを敷けるほどのスペースが確保しづらい人
- 子供やペット・家族がいるため、自宅ではヨガのための時間を確保しづらい人
まとめると、オンラインヨガに向かない人は、ヨガスタジオなどに場所を変えることでヨガモードに入ることができる人や先生のコメントがなくても一人でもヨガを進められる人、Zoomでヨガの先生に自室を見せられない事情がある人や環境が揃えられない人だと考えられました。
しかし何も誘導してくれるものがないと、集中しづらいですよね。そんな時にはYouTubeで「ヨガ」と検索するだけで、たくさんのヨガの先生の動画が出てくるので活用しましょう。YouTubeのヨガレッスン動画であれば、10分程度の短いものから1レッスン分ほどの長いものまで選び放題、しかも無料です。
向き不向きを踏まえて、オンラインヨガを活用しよう
ここまでオンラインヨガに向いている人、向かない人について分析してみましたが、あなたはいかがでしたか?
私自身はオンラインヨガに向いていない人です。先生がいてもいなくてもいいから、自然の風を感じながら爽やかに屋外でヨガをしたい・・・!そう願い、以前訪れたスリランカのヨガスペースを思い出してしまいます。
しかし先生がいないと自分の心地いいポーズばかりになってしまい、ワンパターンすぎて飽きが来るのも事実。それならば、例えば自然の多い公園にヨガマットを敷いてオンラインヨガで指導いただくのもアリなのです。
ご自身の性格や環境を踏まえた上で、オンラインヨガを活用するのが新しい生活様式のひとつになりそうです。