観光もできる語学学校?!Walk Spanish【メキシコシティ】

言葉を学ぶのって、教室で先生の授業を受けるスタイルだとちょっと身構えてしまいますよね。まとまった休暇を取るのが簡単ではない日本人としては、せっかくの海外ですから、時間をうまく活用して観光にも行きたいところ・・・そんな夢を叶えてくれる語学学校がありましたので、1週間の受講をしてみました。

メキシコシティの街のすべてが教室!Walk Spanish

「Walk」は英語で「歩く」という意味です。つまりWalk Spanishは外に出歩いてメキシコシティの街を楽しみながら、スペイン語を学ぼうというコンセプトなんです。

知らない土地に観光に行くとなると、いろいろな下調べが必要ですが、この学校に行けばその手間が省けそうです。

授業は毎週月曜日から受講が可能で、レッスンは朝9時から午後1時まで。私が体験した1週間が、実際にどんなものだったかを書き出してみました。

10月28日(月):Walk Spanish初日

最初は、朝9時にスタバ集合

https://www.walkspanish.com/mexicocityschool.htmより転載

Durangoにあるスタバで、朝9時に集合します。

場所に迷ったら困ると思って、30分くらい早めに到着して、サラダを食べていました。店内を見回すと、すでに語学レッスンを受けているような外国人や、PCを使って資料を編集している先生っぽい人が結構います。とはいえ、スタバなのでそんな人は山ほどいるはず。不用意に声はかけられないと、ドキドキしながら一人で座っていると、9時にWalk Spanishの先生の一人が話しかけてきてくれました。向こうからすれば、9時に店内でキョロキョロしている外国人は、すぐに生徒だと見分けがつくんでしょうね。

レッスンはスタバの外のエリアでおこなわれます。Walk Spanishの面々だけで多分過半数の席を陣取っていたのではないでしょうか。生徒は10人ほどでした。

名簿で名前をチェックしてもらい、そのままグループに振り分けられます。これは、事前に提出したオンラインテストの結果によってざっくりと初心者、初級者、中級者といったように分けられているようでした。

私自身はこの時点で、読み書きはできるけれど会話はほぼ無理状態だったため、すぐに「すらすら会話のできるクラス」から「辛うじて話せるクラス」に格下げされました。現実はそんなものです。

生徒それぞれが自分のできうる範囲での自己紹介をした後、授業が始まりました。私のいたクラスでは、点過去からのスタート。

この「辛うじて話せるクラス」の先生は、若い女性の先生が担当でした。大学卒業して1年経ったばかりで、Walk Spanishで働き始めて2年になるそう。ロシア語と中国語も学んでいるというかなりの勉強家さんです。

レッスン後半は、公園に移動して青空教室

正確に時間をみていないので、何時間で切り替えているのかは不明ですが、レッスンの後半は場所を変えるのが恒例となっているようです。

この日は街中を少し歩いて、スペイン公園に移動してレッスンです。前半で習った点過去をうまく活用して、例文を作ってそれについてゲームを交えながら練習していきます。

ところでスペイン公園って、スペイン語だと「パルケエスパーニャ」と呼ぶんです。

日本のパルケエスパーニャ

どうしてもこれを思い出さずにいられません。

この日はAnna先生とWhatsAppでつながりました。欠席や遅刻の連絡に使うのはもちろんのこと、翌日の集合場所は毎日このWhatsAppで送られてくるんです。スパイなどの秘密裏の仕事みたいで、ちょっと面白いですよね。

10月29日(火) :2日目

レッスン前半はタピオカミルクティー店で

Hipodromoのタピオカミルクティー屋さんで集合しました。ここはスペイン公園より南のエリアなので、もっと北に滞在していた私は9時ちょっとすぎに到着。慌ててお店で自分のグループを探すと、先生も遅刻でした。よかった。

昨日出された宿題と、習った内容の復習から始まります。また、長文をみんなで読み進めていきながら、現在系の動詞を点過去の形に変換していくという訓練をしました。

レッスン後半は、本屋さんのカフェスペースで

日本でもこの数年で増えてきた、本屋の店内のカフェスペースが、メキシコシティにも存在します。場所をメモするのを忘れましたが、10分程度徒歩移動した距離にある中規模の書店に移動しました。そのカフェスペースで授業しちゃうんです。

書店の入り口では、リュックサックなどの大きい荷物を持っている人は預けるか、持ち物チェックをしている警備員に中身を見せてから入店します。帰りに持ち物チェックがなかったので、万引き防止の意味があったのかは不明です(苦笑)

この日のレッスンでは、自分の出身国のことについてお題を振られて、それぞれスペイン語で簡単に話すというエクセサイズをしました。食べ物とか、一番大事な祝日はいつか、とかそんな話題です。

私のクラスには、フランス人女性、カナダ人男性、アメリカ人男性の3人の生徒が私の他にいたので、なかなか聞きごたえがありました。

10月30日(水) :3日目

レッスン前半は、図書館のカフェテリアスペースで

水曜日の朝は、有名な図書館での集合となりました。昨日のエリアと比べるとグッと北東の場所になります。早めに到着すると、図書館の前には結構な人が待っているようです。朝8時半のオープン待ちの人々でした。

この図書館には、近くのスタバなどで買ったコーヒーを持ち込むことができるんです。日本だとあんまり考えられないですよね。

道すがら露天でフレッシュジュースを購入していた私は、意気揚々と図書館オープンとともに入館しましたが、警備員に「カフェテリアスペースでお願いね」と注意されてしまいます。

実は、図書館に飲み物を持ち込みOKではあるけれど、飲食はカフェテリアスペースと呼ばれるバルコニーっぽいスペース限定なんです。蓋のついていない飲み物だから早々に目をつけられたようです。

飲み物片手に、レッスンの時間まで館内を散策したかったのに残念です。

レッスン後半は、図書館内の2階スペースでレッスン

この日のレッスン移動は街中を歩かず、図書館の中での開催でした。

書籍が並ぶエリアに入るだけでも、貴重品や必要な筆記用具以外の全てを1階で預けねばなりません。個人でふらふら見学に来たら、面倒なので中に入るのは断念しちゃいそうです。

この図書館は中のデザインが凝っていて、結構見応えがあります。SFっぽい雰囲気を私は感じました。観光で来るのも良いと思いますよ。

歪んでしまいましたが、図書館一階から見上げた吹き抜け部分です

この日は、カードに著名人の名前を書いて伏せ、順番にそれを引いてスペイン語で説明して当てる、というゲームをしました。あまり外国の著名人を知らず、スペイン語もそんなにできないのでゲームが楽しめなかったことがちょっと悲しかったです。

10月31日(木) :4日目は体調不良でお休みのため憶測です

レッスン前半は、Chapultepec公園の中のスタバで

この日のレッスンは、集合がメキシコシティでも大きな公園、チャプルテペクの中のスタバ待ち合わせでした。ようやく近所!と思いきや、夜中に騒音で起こされた睡眠不足による頭痛で、午前中は動けずお休みしてしまいました。

公園内には、動物園や近代美術館、お城があり、たくさんの屋台も並んでいるので、レッスン後半はおそらくお城か博物館に移動したのではないかと予想しています。

11月1日(金) :最終日は死者の日!

レッスン前半は、ショコラテリアで優雅に

私の最終受講日は、ダウンタウンにあるショコラテリアでの集合でした。おしゃれなチョコレードドリンクが飲めるレストランです。

昨日休んでしまった分、昨日習った線過去の概要を習うところから始まりました。受講生がスペイン語と英語で説明してくれるけど、わかるようでわかりません(苦笑)とりあえず隙を見てこのショコラテリアのWifiを捕まえて、ググって理解しました。

レッスン後半は、Zocaloで死者の日の祭壇見学

実はこの日は死者の日。ショコラテリアでの授業の後は、徒歩でZocaloという隣のエリアまで行き、有名なOfrenda(祭壇)を見学しました。毎年この祭壇が目玉のようで、大きな広場を贅沢に使っています。

その後また少し歩いて場所を変え、ほかの大学が作った祭壇の展示を見学して、この日は流れ解散となりました。

受講上の注意

教室に篭りっきりの語学学校と違って、WalkSpanishは毎日出歩いて色んな場所でレッスンが受けられるので、はっきりいって楽しいです。しかしその反面、事前に調べたり覚悟しておきたいところがあるので、注意点をまとめてみました。

注意点①:授業開始は必ず月曜日

どの語学学校もそうですが、授業に参加できるのは月曜日からと決まっています。そのため、現地到着が火曜日であっても、来週の月曜日からの受講開始となります。

2〜3週間程度のお休みを使って語学学校に挑戦してみたい人は、滞在中に月曜日〜金曜日を何回含めることができるかを考えて旅程を組みましょう。

注意点②:WhatsAppを手持ちのスマホに入れておこう

日本ではほとんどの人がLINEの根強いユーザーだと思いますが、そのほかのエリアではWhatsAppがかなり優勢です。WhatsAppは電話番号と紐づいて、メッセージのやりとりができるアプリです。日本版では絵文字が送れませんが、アメリカ・メキシコで使われているバージョンでは絵文字が送れる仕様です。メキシコの話をすると、たまに友人からタコスの絵文字が送られてきたりします。私も使いたい。悔しい。

Walk Spanishでは、授業の場所の連絡、先生の遅刻、また自分の欠席や朝迷子になった時のヘルプなど、連絡はWhatsAppでやりとりされます。できれば日本にいるうちに、WhatsAppをダウンロードしておきましょう。

また、この記事ではイメージしやすいように実際に使用したカフェなどを紹介していますが、月曜日以外は同じ曜日に同じカフェに行ったところで授業はおこなわれていません。その日のレッスンの場所を信じていいのは、自分の担当の先生からのWhatsAppですよ。

注意点③:Google翻訳アプリを手持ちのスマホにダウンロードしておこう

授業によっては、辞書を持ってくるように指示が出ることがあります。そんなとき、わざわざ日本語・スペイン語の辞書をメキシコの本屋で探すのは現実的ではないですよね。そのため、Wifiのあるエリアにいるうちに、Google翻訳アプリをダウンロードしておきましょう。

ブラウザのGoogle翻訳ではネット接続が必要ですが、アプリの場合はオフラインでも大丈夫なんです。

あらかじめ使う言語を絞って辞書ごとダウンロードしておけば、Wifiや携帯の電波が入らない場所でも、Google翻訳アプリで翻訳をすることができます。機内モードでも使えるので、飛行機の中でも問題ありません。

なお、滞在中にiPhoneなどの端末を壊すと元も子もないので、あわせて注意しましょう。うっかりやってしまった時の体験談はこちら↓

注意点④:授業は基本、外

授業はカフェの外の着席エリアや公園を活用することがほとんどです。日によっては肌寒くて授業に集中できないかもしれませんし、日差しが強くて暑いかもしれません。寒暖の差に対応できるよう、羽織りものを忘れずに持っていきましょう。

注意点⑤:ほぼ毎日、レッスン中の飲食代がかかる

教室を持っている学校に通うのと違い、カフェやレストランなどが教室になるWalk Spanishでは、飲食代がほぼ必ずかかります。

集合場所にもよるのですが、最終日のショコラテリアは完全なレストランだったので、チップを含めて飲食代を支払う必要が出てきました。ほかの日もスタバなどでは寒くてコーヒーを頼むことがあると思います。

そのため、うっかりお財布を忘れないようにしましょう。

注意点⑥:移動中はスペイン語での雑談推奨

これが一番大変だったのですが、レッスンの前半と後半の移動中の会話は、スペイン語で話すように先生に促されます。

でもみんな、そんなに単語や言い回しを知りません(笑)

だからジェスチャーや英語の説明を交えながら、なんとか会話にします。初心者には辛いところですね。あらかじめ簡単な自己紹介とメキシコに来た理由は、スペイン語で説明できるように準備しておいた方が良いかもしれません。

注意点⑦:帰りは移動先で解散だから迷子にならないように!

レッスンの中盤での徒歩移動後は、朝の集合場所に戻らず解散となります。そんなに遠くまで歩くわけではないので、しっかり道を憶えていれば帰れるでしょうが、道すがら頭をフル回転させてスペイン語の雑談をしていると、どこで曲がってどこまでまっすぐ行ったかなんて、全く記憶できません。

知らず知らずのうちに危険エリアに突入していて、事件に巻き込まれるなんて事は避けたいですよね。異国の地で迷子にならないよう、スマホで地図を確認できるようにあらかじめ準備しておきましょう。

ちなみに、メキシコシティ には基本的に公園の近くに無料のWifiがあります。しかしWifiにうまく接続できないこともしばしばありましたので、オフラインの状態でも地図が確認できるよう、Google Mapであらかじめたくさん読み込んでおくのがおすすめです。

Walk Spanish申込方法

Walk Spanishに申し込むには、事前に英語かスペイン語で問い合わせ、支払いとテスト受講を済ませる必要があります。

英語が苦手な人は、Google翻訳を駆使しましょう!

受講申込み連絡について

Walk Spanishへの受講申込み連絡はブッキングフォームを埋める方法とメールで連絡する方法があります。メールで連絡する場合には、以下の項目を英語もしくはスペイン語で送る必要があります。

名前
国籍
メールアドレス
年齢
コースのタイプ
受講開始希望日
何週間参加するか
WhatsAppの連絡先

コースのタイプは、以下の三つがあります。私の参加したGeneral Spanish Courseは一番リーズナブルです。

General Spanish Course:グループレッスンのみのコース
General Plus Private Course:グループレッスンにプライベートクラスを追加するコース
Private Lessons and Family/Kids Course:プライベートクラスのみのコース

さらに、4週間以上の参加で割引があるので、長く通える人には嬉しいですね。

支払いはPaypalで

申込連絡が住むと、24時間以内にメールで連絡が届きます。メール文面には支払額と開始日の確認があって、Paypalで支払いを進めることができます。支払いが完了したら、メールで連絡しておきましょう。

オンラインテストは、初心者は名前を書くだけでOK!

申し込みの最終段階として、オンラインテストが送られてきます。しかしスペイン語の全くの初心者は、名前を書くだけでOK!という気軽なものです。

授業開始の月曜日のグループ振り分け目安に使うためにテストがあるので、あんまり頑張りすぎると、身分不相応な難易度の高いグループに入れられてしまいます。程々に頑張りましょう。

Walk Spanishなら、楽しく効率的にスペイン語上達と観光ができる!

メキシコシティの語学学校・Walk Spanishを紹介しました。私が参加した一週間はほんの一例ですが、下調べせず色んなエリアに散策に連れて行ってくれて、さらにスペイン語が少し上達すると考えると、超絶コスパの良いチョイスではないでしょうか。

しかも教室となるカフェなどでの注文は、スペイン語で 毎日 挑戦できます。授業に遅刻しそうなときは、現地のタクシーを拾ってスペイン語で行き先を説明するなんて体験も私はしました。

Walk Spanishは、 メキシコシティでスペイン語を学びたい人にとてもオススメです。